「おまとめローンの審査に落ちた」「楽天モバイルへの乗り換えで端末の分割払いができなかった」

その理由は、あなたの**信用情報(通称:ブラックリスト)**に刻まれた「延滞の記録」かもしれません。借金完済を目指す上で、自分の現在地を知ることは、闇雲に返済するよりもずっと大切です。

今回は、私が実際に行ったJICCCICでの開示請求について詳しく解説します。

1. なぜ「JICC」と「CIC」の両方が必要なのか?

日本には主に3つの信用情報機関がありますが、自力返済を目指す私たちがチェックすべきは以下の2つです。

  • JICC(日本信用情報機構): 主に**消費者金融(アコム、アイフル等)**やカード会社が加盟。借入残高や契約内容の確認に強い。
  • CIC(シー・アイ・シー): 主にクレジットカード会社や**携帯キャリア(ドコモ等)**が加盟。支払いが1日でも遅れたかどうかの「入金状況」が詳細に記録される。

ドコモの支払いを延滞していたり、カードのキャッシングを繰り返している場合、両方を確認しないと正確な現状は分かりません。

2. スマホで完結!開示請求の具体的な手順

どちらもスマホアプリから1,000円(税込)で簡単に請求できます。

【JICC】の手続き

  1. **アプリ「スマホ開示受付」**をインストール。
  2. 本人確認書類(免許証等)を撮影し、氏名・過去の住所等を入力。
  3. 手数料1,000円を支払う(カード、コンビニ、キャリア決済等)。
  4. 数日以内にPDFで結果が届く。

【CIC】の手続き

  1. CIC公式サイトから「インターネット開示」を選択。
  2. 受付時間内(10:00〜16:00)にスマホから手続き。
  3. 本人確認のための電話(自動音声)をかけ、受付番号を取得。
  4. 手数料1,000円をクレジットカードまたはキャリア決済で支払う。
  5. その場ですぐにPDFで開示結果が閲覧可能。

3. 「ブラック」かどうかはどこを見る?(見方のポイント)

書類が届いたら、以下の項目を血眼になってチェックしてください。

CICの場合:『入金状況』と『お支払いの状況』

  • 「異動」の文字: 返済日から3ヶ月以上の遅れがあると記載されます。これがいわゆる**「ブラック」の確定演出**です。
  • 「$」や「A」のマーク: 直近2年間の入金状況が並んでいます。「$」は正常入金、「A」は本人の都合による未入金です。「A」が並んでいると、分割払いの審査は絶望的です。

JICCの場合:『ファイルD』と『ファイルM』

  • 「延滞解消日」や「異動参考情報」: 過去にやらかした記録がここに残ります。
  • 情報の保有期限: 完済してもすぐには消えません。通常、完済(または延滞解消)から5年間は記録が残り続けます。

4. まとめ:現状を知ることが「奪還」への第一歩

市役所の相談所で「自己破産しかない(笑)」と言われた私にとって、この開示結果は自分の犯した過ちを突きつけられる「通信簿」でした。

しかし、数字で現状を知ることで、「あと5年はクレジットカードが作れないから、デビットカードで生き抜こう」という具体的な戦略が立てられるようになりました。

「なんとなく怖い」という不安を「正確な知識」に変える。 自力返済という長い道のりを歩むなら、まずは2,000円を払って自分の現在地を確かめてみてください。

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