パチンコをやめたいのにやめられない私が、今やっていること|完璧じゃなくていい
最初に、正直に書いておきます。
私は、まだパチンコをやめられていません。
借金が700万円までふくらんだ原因は、パチンコでした。毎月約13万円を返し続けている今も、パチンコ屋の前を通ると、つい足が向きそうになります。行かない月もあれば、行ってしまう月もある。それが、今の私の正直な状態です。
「やめました」と書けたら、どんなにいいだろうと思います。でも、やめられないまま悩んでいる人に向けて書けることも、きっとあるはずです。
この記事では、やめたいのにやめられない私が、パチンコとの距離をとるために今やっていることをまとめます。
1. 私がパチンコに行きたくなる4つのとき
まず、自分がどんなときにパチンコに行きたくなるのかを考えてみました。振り返ってみると、次の4つでした。

①時間があるとき
休みの日や、仕事帰りに予定がないとき。「ちょっとだけ」のつもりで、気づいたら何時間もたっていました。
②ストレスがたまったとき
仕事のことや、返済の不安で頭がいっぱいのとき。パチンコを打っている間だけは、嫌なことを忘れられる気がしていました。
③お金が手元にあるとき
給料日のあとなど、財布にお金が入っているとき。「少しくらいなら」という気持ちが出てきます。
④「取り返したい」と思ったとき
負けたあとに、「次で取り返せば、なかったことにできる」と思ってしまうとき。これが、いちばん危ないと感じています。
2. 「取り返したい」は、いちばんの落とし穴
4つのうち、特に気をつけているのが「取り返したい」という気持ちです。

負けを取り返そうとして打つと、たいていはさらに負けます。すると、もっと取り返したくなる。私は、このくり返しで借金をふくらませてきました。
パチンコは、長く続けるほどお客さんが負ける仕組みになっています。「取り返す」ために打つのは、穴を埋めるために、さらに穴を掘っているようなものでした。
利息のことまで考えると、パチンコで負けた1万円は、ただの1万円ではありません。くわしくは、借金700万円の利息はいくら?の記事に書いています。
今は、「取り返したい」と思ったときこそ、「これは落とし穴だ」と自分に言い聞かせるようにしています。
3. やめられない私が、今やっていること
気合いだけでやめようとしても、私にはうまくいきませんでした。そこで今は、「行けない状況」を先につくることを意識しています。
①予定を入れて、行けないようにする
時間があると、パチンコに行きたくなります。だから、空いている時間に、先に予定を入れてしまうようにしています。
予定があれば、パチンコに行く時間そのものがなくなります。「行かないように我慢する」より、「行く時間がない」ほうが、ずっと楽でした。
②時間の使い方を変える
パチンコに使っていた時間を、別のことに使うようにしています。

- ブログや副業:このブログを書く時間も、そのひとつです。自分の体験を文章にしていると、パチンコのことを考えずにいられます。(借金返済中にブログを始めた理由)
- 家族と過ごす:休みの日に、家族と出かけるようにしています。
- 運動や散歩:体を動かすと、ストレスが少し軽くなります。お金もかかりません。
- 友達と遊ぶ:誰かと一緒にいると、一人でふらっとパチンコ屋に入ることがなくなります。
どれも特別なことではありません。でも、「パチンコ以外にやることがある」状態をつくっておくことが、私には大事でした。
③お金を、あまり持っていかない
どうしても行ってしまうことがあるのは、今の私の現実です。だから、大きく負けないように、お金をあまり持ち歩かないようにしています。
財布にたくさんお金があると、「もう少しだけ」が止まらなくなります。手元にお金がなければ、負ける金額にも限りがあります。
もちろん、これは「やめた」とは言えません。それでも、借金を増やさないための、今の私にできる精いっぱいの工夫です。
4. 完璧じゃなくていい
やめられない自分を、何度も責めました。
「また行ってしまった」「やっぱり自分はダメだ」。そう思うたびに、気持ちが落ち込み、そのストレスでまたパチンコに行きたくなる。そんなくり返しでした。
でも今は、完璧じゃなくていいと思うようにしています。

いきなりゼロにできなくても、行く回数を減らせたら、それは前進です。使う金額を減らせたら、それも前進です。1回行ってしまったからといって、それまでの努力がすべてなくなるわけではありません。
大切なのは、行ってしまった日のあとに、また「行かない日」を積み重ねていくことだと思っています。
5. 一人でやめられないときは、相談できる場所がある
パチンコなどのギャンブルがやめられない状態は、「ギャンブル等依存症」として、相談や治療の対象になっています。意志が弱いからやめられない、というわけではありません。
一人でどうにもならないと感じたら、次のような場所に相談できます。

- 精神保健福祉センター:各都道府県や政令指定都市にある公的な相談窓口です。本人だけでなく、家族も無料で相談できます。
- 依存症対策全国センター:全国の相談窓口や、依存症を診てくれる医療機関を探せます。
- 自助グループ:同じ悩みを持つ人どうしで支え合う集まりです。ギャンブルの問題では「GA(ギャンブラーズ・アノニマス)」、家族向けには「ギャマノン」があります。
- パチンコ店の「自己申告プログラム」:多くのパチンコ店では、本人が申し込むと、入店を断ってもらったり、使う金額や時間に上限を設けてもらったりできます。家族が申し込める「家族申告プログラム」もあります。
(参考:依存症対策全国センター、ぱちんこ店の自己申告・家族申告プログラムの導入状況|P-town DMM)
私自身は、まだこうした窓口を使っていません。でも、「いざとなったら頼れる場所がある」と知っているだけで、少し気持ちが楽になりました。
6. パチンコの借金が返せないときは
パチンコが原因でできた借金でも、返し方を相談することはできます。
私は、市役所の無料相談で「自己破産しかない」と言われたことがあります。そのときのことは、市役所の無料相談に行った体験の記事に書いています。また、ギャンブルが原因の借金と債務整理については、任意整理・個人再生・自己破産の違いでも触れています。
返済が苦しくて、そのストレスでまたパチンコに向かってしまう。そんな悪循環に入っているなら、借金のほうを先に専門家に相談してみるのも、一つの方法です。
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パチンコの借金が返せないときは、無料で相談できます
アース司法書士事務所は、債務整理の相談を全国から無料で受け付けています。着手金や減額報酬がかからない、わかりやすい料金体系です。まずは今の状況を話してみるだけでも大丈夫です。
※司法書士が扱えるのは、1社あたり140万円以下の借金です。それより大きい借金や、自己破産・個人再生を考えている場合は、弁護士への相談も検討してください。費用の詳細は公式サイトでご確認ください。
まとめ
- 私は、まだパチンコをやめられていない
- 行きたくなるのは「時間があるとき」「ストレスがたまったとき」「お金があるとき」「取り返したいとき」
- 「取り返したい」は、いちばんの落とし穴
- 気合いより、予定を入れて「行けない状況」をつくる
- パチンコの時間を、ブログ・家族・運動・友達との時間に置きかえる
- 大きく負けないように、お金をあまり持っていかない
- 完璧じゃなくていい。減らせたら、それも前進
- 一人でやめられないときは、相談できる場所がある
この記事を書きながら、「やめられていない自分が書いていいのか」と何度も迷いました。でも、同じように悩んでいる人に、「自分だけじゃない」と思ってもらえたらうれしいです。
完璧じゃなくていい。今日、行かなかった。それだけで、十分な一歩です。
