借金を返すために、まず何を削ればいいのか。

借金700万円を抱え、毎月約13万円を返し続けるなかで、私が最初に手をつけたのがスマホ代でした。

ドコモから楽天モバイルに乗り換えて、スマホ代は月約13,000円から3,278円に。毎月約1万円、1年で約11万円が手元に残るようになりました。

この記事では、乗り換えを決めた理由と、実際の手続き、使ってみてわかったメリットとデメリット、そしてスマホ代のほかに見直した固定費についてまとめます。

1. なぜ最初に「スマホ代」を見直したのか

返済を続けるには、毎月の支出を減らすしかありません。でも、食費や日用品を削るのは、毎日の我慢が必要です。正直、長続きする自信がありませんでした。

そこで目をつけたのが、固定費です。

固定費は、一度見直せば、あとは何もしなくても毎月ずっと節約が続きます。なかでもスマホ代は、手続きが比較的かんたんで、効果も大きい固定費でした。

当時のドコモの料金は、端末代の分割払い、補償サービス、大容量プランなどを合わせて、月約13,000円。毎月の返済を考えると、かなり重い出費でした。

「安いスマホは、つながりにくいんじゃないか」という不安もありました。それでも、家計を優先して乗り換えることに決めました。

2. スマホ代は、月約1万円安くなった

乗り換えた結果は、次のとおりです。

ドコモから楽天モバイルに乗り換えてスマホ代が月約1万円安くなった

  • 乗り換え前(ドコモ):月約13,000円
  • 乗り換え後(楽天モバイル):月3,278円(データ無制限)
  • 差額:月約9,700円、1年で約11万6,000円

楽天モバイルの料金プランは、使ったデータ量によって料金が変わります。

1か月に使ったデータ量 月額料金(税込)
3GBまで 1,078円
3GB超〜20GBまで 2,178円
20GB超(無制限) 3,278円

(参考:Rakuten最強プラン|楽天モバイル)

※料金は2026年10月時点のものです。家族割などの割引を使うと、さらに安くなる場合があります。最新の料金は公式サイトで確認してください。

たくさん使っても3,278円で止まるので、「今月はデータを使いすぎたかも」と心配しなくていいのも助かっています。

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※料金は2026年10月時点のものです。最新の料金やキャンペーンは公式サイトでご確認ください。

3. 乗り換えの手続きは、お店でやってもらった

スマホの設定に自信がなかったので、私は楽天モバイルのお店で手続きをしました。

お店で手続きした乗り換えの流れ

①今のスマホが使えるか確認する

私は、端末を買い替えずに、今使っていたスマホをそのまま使いました。SIMカードだけを楽天モバイルのものに入れ替える方法です。

ただし、すべてのスマホが楽天モバイルで使えるわけではありません。自分のスマホが使えるかどうかは、楽天モバイルの公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」で調べられます。不安な人は、お店で確認してもらうのが確実です。

②お店で手続きする

お店では、今の電話番号を引き継ぐ手続き(MNP)や、料金プランの申し込みを、スタッフの人と一緒に進めました。わからないことをその場で聞けるので、安心でした。

本人確認書類など、必要なものはお店によって案内が違うことがあります。行く前に、公式サイトやお店に確認しておきましょう。

③SIMの入れ替えと設定

SIMカードの入れ替えや、つながるまでの設定も、お店で手伝ってもらえました。スマホに詳しくない人でも、お店なら心配いりません。

④「Rakuten Link」を入れる

最後に、通話用のアプリ「Rakuten Link」を入れます。このアプリから電話をかけると、国内通話が無料になります。

4. 乗り換えてわかった3つのメリット

楽天モバイルにしてよかったことと困ったこと

①毎月約1万円が、確実に浮く

一番大きいのは、やはりこれです。何かを我慢しなくても、毎月約1万円が自動的に浮くようになりました。1年で約11万円。返済を続けるうえで、この差はとても大きいです。

②楽天ポイントで、スマホ代を払える

楽天モバイルの料金は、楽天ポイントで払うこともできます。

私は、日用品を楽天市場でまとめて買い、そのときにたまったポイントをスマホ代に回しています。ポイントだけでスマホ代をまかなえて、現金を1円も使わずにスマホを使えた月もありました。

③Rakuten Linkで、国内通話が無料

Rakuten Linkアプリを使えば、国内通話は何分話しても無料です(一部の番号は対象外です)。

借金の返済中は、借入先や家族と、長い時間電話で話すことがあります。以前は通話料が気になっていましたが、今は時間を気にせずに話せます。これは、気持ちの面でも大きな支えになりました。

5. 実際に感じた2つのデメリット

もちろん、いいことばかりではありません。乗り換えを考えている人は、次の2つも知っておいてください。

①建物の中や地下で、電波が弱くなることがある

建物の奥や地下に入ると、電波が弱くなることがありました。ただ、少し場所を移動すればつながるので、私の場合は大きく困ることはありませんでした。

住んでいる地域や、よく行く場所によって電波の状況は違います。気になる人は、公式サイトの「通信・エリア」のページで確認しておきましょう。

②新しい端末の分割払いは、審査に通らないことがある

スマホ本体を分割払いで買う場合は、審査があります。この審査では、信用情報も確認されます。

借金の返済が遅れたことがある人や、債務整理をした人は、審査に通らない可能性があります。私が端末を買い替えずに、今のスマホをそのまま使ったのは、この理由もありました。

端末を新しくしたい場合は、中古のスマホを一括払いで買うという方法もあります。自分の信用情報がどうなっているか気になる人は、信用情報の開示で確認できます。

6. スマホ代のほかに見直した固定費

スマホ代を見直したことで、「固定費って、こんなに変わるんだ」と実感しました。そこで、ほかの固定費も見直しました。

私が見直した固定費

自分の生命保険・医療保険は、すべて解約した

私の分の生命保険と医療保険は、すべて解約しました。毎月の保険料がなくなったことで、返済に回せるお金がさらに増えました。

ただし、配偶者の保険は、そのまま続けています。家族全員の保障をなくすのは、さすがに不安だったからです。

保険の解約は、慎重に考えてください。 家族構成や貯金、勤め先の保障などによって、必要な保険は人それぞれ違います。一度解約すると、年齢や健康状態によっては、あとから入り直せないこともあります。迷ったら、今の保障内容を確認したうえで、家族と相談して決めましょう。

サブスクは、すべて解約した

動画配信や音楽など、月々払っていたサブスクも、すべて解約しました。

1つ1つは小さな金額でも、いくつも重なると、意外と大きな出費になっています。「なんとなく続けていたもの」から見直してみてください。

7. 浮いたお金は、返済に回す

固定費を見直して浮いたお金は、金利の高い借金の返済に上乗せしています。

利息の高い借金から早く減らすことで、払う利息の合計も少なくなります。返す順番の決め方は、借金がいくつもあるときの返済の順番にまとめています。

固定費の見直しは、一度やってしまえば、あとは毎月勝手に節約が続きます。借金の返済は長い道のりだからこそ、「頑張らなくても続く節約」を一つでも多く作っておくことが大切だと感じています。

それでも、「固定費を削っても、返済がどうしても追いつかない」という場合は、一人で抱え込まずに専門家に相談することも考えてみてください。

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※司法書士が扱えるのは、1社あたり140万円以下の借金です。それより大きい借金や、自己破産・個人再生を考えている場合は、弁護士への相談も検討してください。費用の詳細は公式サイトでご確認ください。

まとめ

  • 固定費は、一度見直せば毎月ずっと節約が続く
  • ドコモから楽天モバイルに乗り換えて、スマホ代は月約13,000円から3,278円になった
  • 手続きはお店でやってもらい、今のスマホをそのまま使った
  • メリットは「毎月約1万円浮く」「ポイントで払える」「国内通話が無料」
  • デメリットは「建物の中で電波が弱いことがある」「端末の分割払いは審査がある」
  • 自分の保険とサブスクもすべて解約した(保険の解約は慎重に)

毎月約1万円。数字だけ見ると小さく感じるかもしれません。でも、1年で約11万円、返済を続ける何年もの間ずっと続くと考えると、とても大きな差になります。

まずは、今月のスマホ代の明細を見てみるところから始めてみてください。

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